『能代市が元気でなければならない!』

私は県議会を通して秋田県各市町村・地域振興局ごとに産業の振興や地域の課題を見て参りました。
その経験を通して強く思ったことは、各地域の中核になる都市が元気でなければ、その地域が元気になることができないということです。
そして産業の育成はその地域に存在する一見小さく見える可能性を大きく育てることなのだということです。
課題先進県といわれる秋田県ですが、その中でも能代山本地区は人口減少率・高齢化率が上位であり、土地の潜在的価値を示す地価も低迷しております。一方で私たちの地域には再生可能エネルギーをはじめとする新しい産業の芽吹きが見られ、農業では主力の米に加えネギ栽培が大きな成長を見せております。
今、能代市が小さい可能性を大きく育て元気になることができれば、この地域を元気にすることができます。そしてその相乗効果はさらに能代市を元気にすることができます。
能代市で働き、買い物をし、食事をし、遊び、能代市の高校で学ぶ。中核都市として当然の、頼りがいのある『元気な能代市』を私は作りたいと思っております。
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県議会 一般質問
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予算委員会
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行政のトップとは単なる施策の実行責任者ではありません。トップには地域全体の意識を変えることが求められるのだと思います。その意識の変化が本当の「まちづくり」につながっていくのだと思います。
私の思い描く次の時代の能代市
「色々な方言や言語が聞こえ、文化が交差し、多様性と活気のある能代市」
日本各地、外国からも人や技術が集まる場所には「多様性」が生まれます。多様性は新しいアイデアを生み、人に良い刺激とやる気を与え、更なる発展につながります。多様性を生み出すためには新しい人・文化を受け入れる地域の「寛容性」が必要です。
私たちが一歩踏み出し、様々な新しいことを受け入れることができれば、必ず地域は発展します。そしてそのような魅力ある地域には自然と若者も残りますし、若者が残っている地域は高齢者も安心して暮らせる地域となります。

行政のイノベーション(新しい結合による革新)
イノベーションは日本語にしづらい言葉ですが、私は行政が民間の力や横のつながりをうまく使うことによって不効率・不便なことを解決していくことだと考えます。
行政が安易に民間に任せるのではなく、かといって不得意なことを独自で不効率にやるのでもなく、行政と民間の協働によって大きく前進する事業はあると思います。観光産業の発展や介護、買い物支援、ふるさと納税の増収などは可能性が大きいと思います。
また、県との二重行政による不効率、方針の違いによる停滞も解消しなければなりません。県・振興局との深い連携で観光・医療・教育など難しい課題を解決するべきです。

『住みたい!』と思える暖かさがあり希望がある能代市
日本全体の人口減少・高齢化は成熟社会として避けられない面もあります。
大切なことは、「社会は縮小しても、個々人が幸福感を感じて生活を送る」ということです。
医療・介護をはじめ生活全体に安心感を感じられ、食文化や私たちを取り巻く自然環境の良さを十分に享受し、幸福感を感じられる能代市にしなくてはなりません。

吉方せいげんフェイスブック


